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HubSpot Starter導入支援

上位プランに上げる前に、Starter で組み切ります。humbulls は自社の CRM とサイトを HubSpot Starter Suite で運用しているので、どの制約が実務に効いて、どれが外側で吸収できるのかを実運用の側から判定できます。

導入後に止まる場所

  • 導入したものの、営業は結局スプレッドシートを見ている。CRM に入っている数字がいつ時点のものなのか、誰も答えられない
  • 機能一覧を眺めても、どれを使えば自社の業務が回るのか判断できない。設定画面を開いたまま止まっている
  • 上位プランを勧められたが、いま使えていない機能がさらに増えるだけではないかと思っている
  • 「この機能は上位プランです」に当たるたびに調べ直していて、そのたびに稟議のことを考えて手が止まる
  • 毎月のレポートのために CSV を書き出して、スプレッドシートに貼り付ける作業が残っている
  • 専任の担当者がいない。設定した人が抜けたら、何がどう動いているのか分からなくなる
  • 顧客データを AI に渡すことになるのが不安で、自動化に踏み切れていない

humbulls の特徴

01

上位プランに上げる前に、Starter で組み切る

必要なレポートと自動化を先に洗い出し、それが Starter の標準機能で足りるのか、外側に組めば足りるのか、上げるしかないのかを判定します。判定した結果を機能名の一覧として渡すので、社内で説明するときにそのまま使えます。

humbulls は HubSpot Solutions Partner でありながら、上位プランに当たっていない会社に上位プランを勧めません。Starter の制約と回避可否をまとめた一覧は、自社の Knowledge で公開しています。手の内を先に出したうえで、実装だけを引き受けるという立て付けです。

02

設定画面より先に、業務の流れを決める

誰がいつ何を入力し、どの数字を誰が見るのか。この2つを決めてから、パイプラインとプロパティを作ります。順序を逆にすると、入力されないプロパティだけが増えていきます。

移行では、いま動いている運用を一度に置き換えません。動いているやり方を残したまま、順に移します。支援先の SaaS 企業では、Salesforce から HubSpot への乗り換えを移行設計を含めて担当しました(社名は非公開)。

HubSpot の外側に組む部分も humbulls が実装します。代表は kintone のアプリ開発、iOS アプリの開発、業務画面の UI/UX 設計を実務で担当してきました。

03

操作の手順と、作り直せるスキルを残す

構築して引き渡すだけだと、数ヶ月で元の運用に戻ります。操作手順書と担当者へのハンズオンを支援の範囲に含めます。

レポート作成のように毎月繰り返す仕事は、AI スキル(.md)として納品します。humbulls ではこれを「運用ごと納品」と呼んでいます。humbulls 自身の月次 SEO レポートはスキル実行1回で再生産していて、同じ形で顧客側に置きます。

Starter 制約の3分類

HubSpot Starter の制約は、機能一覧を上から読んでも自社に効くかどうかが分かりません。効くかどうかを決めるのは機能の有無ではなく、その制約に打ち手があるかです。humbulls は制約を3つに分けています。

# 分類 定義 打ち手
そのままできること Starter の標準機能で業務が成立する 標準機能の中で組む
回避できること 標準機能では足りないが、HubSpot の外側に組めば実務で成立する 外付けで組み、保守の条件を決める
回避しないこと 技術的には回避できる、あるいは回避できないが、humbulls は回避を選ばない 上位プランに上げる

導入の最初に、自社の要件をこの3つに振り分けます。①に収まる会社は Starter のままで足ります。②が中心なら Starter で組み切れます。③に当たっている項目があれば、そこは上げたほうが早いと伝えます。

主要15項目の判定表

humbulls が自社アカウント(HubSpot Starter Suite)の運用で当たった範囲を、そのまま公開します。網羅は目指していません。実務で判定を求められることが多い項目に絞っています。

分野 制約 分類 打ち手
データ・CRM Contact / Company / Deal / Ticket の4オブジェクトとカスタムプロパティ 業務データの大半はここに収まる
データ・CRM カスタムオブジェクトが作れない 既存4オブジェクトへ寄せる設計に置き換える
データ・CRM 時点をまたいだ比較(ステージ推移の履歴)が持てない 日次スナップショットを外部に書き出す
データ・CRM 一括の重複検出・統合ツールがない 取り込み前の名寄せ手順を運用として作る
自動化・メール フォーム単位・メール単位の簡易オートメーション 標準機能の中で組む
自動化・メール 条件分岐を含む本格ワークフロー ②/③ 社内向けの通知・更新は外付け。顧客に届くメールは回避しない
自動化・メール シーケンス(営業メールの自動追客) 上げる
自動化・メール メール・LP の A/B テスト、スマートコンテンツ 上げる
レポート 標準ダッシュボード 日常の数字はここで足りる
レポート カスタムレポートビルダー データを外に出し、可視化層を外側に組む
レポート アトリビューションレポート 上げる
連携・API API 経由でのデータ取得(100リクエスト/10秒・250,000コール/日) バッチ取得と増分同期の設計で実務は収まる
連携・API ワークフローからの Webhook 送信・カスタムコード実行 外部の定時実行に置き換える
権限・統制 チーム階層と詳細な権限管理 人数が増えたら上げる
CMS サーバーレス関数、ページの A/B テスト ②/③ 処理は外部に置く/出し分けが要るなら上げる
6分野15項目の判定表(分類 ①②③ を色分けした1枚図)の一例。タップで拡大
6分野15項目の判定表(分類 ①②③ を色分けした1枚図)の一例。

① そのままできること

よくある誤解

Starter は試用版のようなもので、本格運用には足りない。

事実

4つの標準オブジェクトとカスタムプロパティ、フォーム、標準ダッシュボード、API でのデータ取得は Starter で動きます。humbulls 自身が Starter Suite で CRM とサイトを運用していて、humbulls.com は HubSpot CMS Starter でフルスクラッチ構築したものです。棚卸しの結果、標準機能だけで足りる会社は実際にあります。

だからこうする

要件を洗い出したら、まず標準機能に当てます。ここで足りるなら、外側に何も作りません。作らなかったものは保守も引き継ぎも発生しないので、専任がいない体制ではこれがいちばん効きます。

② 回避できること

よくある誤解

「この機能は上位プランです」と表示されたら、上げるしかない。

事実

Starter で使えないのは画面であって、データではありません。営業データそのものは API で取得できます。取得できるなら、可視化と自動化を HubSpot の外側に組めます。API のバースト制限は 100 リクエスト/10 秒ですが、100 件ずつのバッチで取れば1万件でも 100 リクエスト前後です。件数の桁で見積もれば、通常の同期でこの制限に当たることはまれです。

だからこうする

制約に当たったら、まず「画面の制約か、データの制約か」を分けます。画面の制約なら外側に組みます。ただし、回避できることと無料で済むことは別です。 回避策には構築の工数と毎月の保守がかかり、本数が増えるほど属人化します。humbulls は回避策を組むときに、何がどこで何を動かしているかを1枚のドキュメントに残すことを条件にしています。この1枚がないと、担当者が抜けた時点で自動化が全部止まります。

HubSpot のデータを外側に出して可視化層を組む構成図(自社 Knowledge で公開している4層スタックの設計図)の一例。タップで拡大
HubSpot のデータを外側に出して可視化層を組む構成図(自社 Knowledge で公開している4層スタックの設計図)の一例。

③ 回避しないこと

よくある誤解

回避策を積み上げていけば、上位プランはずっと契約しなくて済む。

事実

顧客に直接届く領域は、技術的に回避できても回避すべきではありません。営業メールの自動追客、メールとページの A/B テスト、コンテンツの出し分け、アトリビューション。これらを外部スクリプトで代替すると、配信の事故と計測のズレが出ます。事故が起きたときに直すのは、上位プランの差額よりも高くつきます。

だからこうする

humbulls は、この領域を回避しません。 ③に当たっている項目が業務のボトルネックになっているなら、上位プランへ上げることを提案します。判定に使った項目一覧をそのまま渡すので、稟議の材料としてそのまま使えます。逆に、③に当たっていない会社に上位プランを勧めることはしません。HubSpot Solutions Partner として上位プランを扱う立場にありますが、それは判定を曲げる理由になりません。

制約に当たったときの判定フロー(画面の制約かデータの制約か → 保守工数と差額の比較 → ③に該当するか)の一例。タップで拡大
制約に当たったときの判定フロー(画面の制約かデータの制約か → 保守工数と差額の比較 → ③に該当するか)の一例。

3分類のどれにも振り分けられない場合

そもそも何を計測したいのかが決まっていないと、判定できません。要件が出てこない場合は、判定の前に「インバウンドマーケティング戦略設計」で数字の定義から入ることを提案します。HubSpot の設定はそのあとです。

進め方

実際の進め方はデータ量と連携先を踏まえて決めますが、基本の形はこの6ステップです。

01

業務とデータの棚卸し

営業とマーケティングの現在の手順、既存データの持ち場所と件数、いま使っているツールを確認します。ここを飛ばして設定画面から入ると、入力されないプロパティだけが増えます。移行対象のデータがどこまで整っているかも、この工程で見ます。整っていないこと自体は問題になりません。整っていない前提で移行の順番を決めるだけです。

主な成果物現状整理(業務フローとデータの棚卸し表)/移行計画
02

3分類への振り分け

必要なレポートと自動化を洗い出し、3分類に振り分けます。①に収まるもの、②で外側に組むもの、③で上げるべきものを、項目名のレベルまで落とします。ここで③がゼロなら、Starter のまま組み切る前提で以降の工程に入ります。振り分けの結果は一覧のまま渡すので、社内で共有したり稟議に添えたりできます。この工程を飛ばすと、あとから「その機能は上位プランでした」に当たって工程が止まります。

主な成果物3分類の判定表(自社版)/プラン判定
03

CRM 設計

パイプライン、プロパティ、ライフサイクルステージ、権限を業務に合わせて設計します。ステップ2で②に振り分けた項目は、この時点で「外側に何を持つか」まで決めます。設計と実装を分けないので、設計書に書いたことがそのまま入ります。設計者と実装者を分ける体制だと、この間で意図が落ちて、あとから設定画面を見て驚くことになります。

主な成果物CRM 設計書(パイプライン・プロパティ・権限・ライフサイクル定義)
04

構築とデータ移行

設計に沿って環境を構築し、既存データを移します。移行は一度に切り替えず、動いている運用を残したまま並行させる期間を置きます。並行期間の長さは、いまの運用が止まると誰が困るかで決めます。移行元のデータ整理は移行と同時に行います。整理が終わるのを待つと、いつまでも移行が始まりません。

主な成果物稼働する HubSpot 環境/移行済みデータ/並行運用の切り替え手順
05

レポート層の構築

ステップ2で②に振り分けたレポートを、HubSpot の外側に組みます。日次でデータを書き出し、可視化層を別に持つ構成です。経営が見る数字まで出る状態にしてから引き渡します。ここを後回しにすると、環境は動いているのに数字が出ないという状態で止まり、CRM を見る習慣がつかないまま終わります。

主な成果物レポート基盤(自動同期とダッシュボード)/再現手順
06

定着(手順書と AI スキルの引き渡し)

担当者向けのハンズオンを行い、運用手順書と AI スキル(.md)を渡します。毎月繰り返す作業は、担当者が1回の実行で再現できる形にします。ここを渡さないと、設定した人しか触れない環境になり、その人が抜けた時点で運用が止まります。

主な成果物運用手順書/AI スキル(.md)とリポジトリ/ハンズオンの記録

成果物

実物

# 実物 説明
1 humbulls.com 本体(HubSpot CMS Starter でフルスクラッチ構築) いま読んでいるこのサイト自体が、Starter で組んだ環境の一例
2 Starter 制約の判定表(6分野15項目) 導入の最初に振り分ける判定表の一例
3 外側にレポート層を組む構成図(4層スタック) 上位プランでしか見られないレポートを外側で組む構成の一例
4 AI スキル(.md)と運用手順書 納品物に含まれる運用手順書と AI スキルの一例(一部マスクしています)
5 自社の月次 SEO レポート 引き渡したあと、担当者が1回の実行で再現できるレポートの一例

納品物リスト

  • 稼働する HubSpot 環境
  • CRM 設計書(パイプライン・プロパティ・権限・ライフサイクル定義)
  • 3分類の判定表(自社版)と、判定の根拠
  • フォームと問い合わせ導線
  • レポート基盤(HubSpot の外側に組む層を含む)と再現手順
  • 運用手順書
  • 繰り返し業務の AI スキル(.md)とリポジトリ
  • 担当者向けハンズオン

無料相談

まず、いまの HubSpot の中を見せてください。 無料相談は60分です。いま出したいレポートと止まっている作業を聞いたうえで、3分類のどこに当たっているかをその場で振り分けます。上げるべきだと判断した場合は、そう伝えます。売り込みはしません。

フォームからのご連絡には3営業日以内に返信します。

実績・事例

掲載できる状態にあるのは次の2件です。プラン名まで明示できるのは、自社の運用だけです。これ以外にも担当した案件はありますが、掲載できる形に記録が残っていないため、内容を確認してから追加します。

humbulls 自社(HubSpot Starter Suite で CRM とサイトを運用)

humbulls.com は HubSpot CMS Starter でフルスクラッチ構築し、CRM も同じ Starter Suite で運用しています。GA4 / Google タグマネージャー / Search Console の統合計測も内製で組み、月次の SEO レポートはスキル実行1回で再生産しています。3分類は、この運用で当たった制約から作りました。

支援先の SaaS 企業(Salesforce からの移行)

Salesforce から HubSpot への乗り換えを、移行設計を含めて担当しました。移行元のデータ整理と並行して進め、運用を止めずに切り替えています。

FAQ・価格・完了後の道

費用はどのくらいですか。

移行するデータの量と、外側に組むレポートの本数で大きく変わるため、一律の金額はお答えできません。ヒアリングのあとに範囲と工数でお見積もりします。

HubSpot のライセンス費用は含みません。ライセンスは顧客から HubSpot へ直接お支払いいただくもので、humbulls の支援費用とは別です。どのプランを契約するかの判定から相談に含めます。

期間はどのくらいかかりますか。

期間が決まる条件は、データ量と連携先の数です。

期間について1つだけ先にお伝えしていることがあります。コホート分析のように期間の蓄積が前提になる指標は、構築が終わってもすぐには読めません。構築の完了と、数字が読めるようになる時期は分けてお伝えします。

どのくらい前に相談すればよいですか。

いまの契約更新や、期の切り替えに合わせたい場合は、その1〜2ヶ月前を目安にご相談ください。ただし、すでに導入していて止まっている状態なら、時期を待つ理由はありません。無料相談は60分で、3分類の振り分けだけならその場でできます。

Starter と Professional のどちらを契約すべきですか。

機能一覧の比較では決まりません。必要なレポートと自動化を洗い出し、3分類に振り分けたうえで、③に当たっている項目があるかどうかで決めます。

③に当たっていなければ Starter のままで足ります。当たっているなら、その項目名を挙げて上げることを提案します。判定の詳しい手順は「HubSpot Starter と Professional の違い — 12 項目チェックリスト」で公開しているので、自分でやってみることもできます。

いま Professional を契約していますが、Starter に下げられますか。

要件次第です。いま使っている機能を棚卸しし、3分類の②で組み直せるかを判定します。③に当たる機能を実際に使っているなら、下げることは勧めません。

humbulls が契約済みのプランを実際に降格させた実績はまだありません。判定の考え方は同じですが、実績としてではなく方法としてお伝えします。

Salesforce や kintone からの乗り換えもできますか。

できます。Salesforce からの移行を、移行設計を含めて担当した案件があります。kintone との並行運用も扱います。代表は kintone のアプリ開発を実務でやってきているので、kintone 側の作り替えが必要な場合もそのまま引き受けます。実装手順は「Kintone と HubSpot の並行運用 — Apps Script 増分同期の実装手順」で公開しています。

移行元のデータが整理されていない状態でも受けます。整理を待つと移行が始まらないので、整理と移行を同時に進めます。

顧客データを AI に渡すことになりませんか。

3つの選択肢からお選びいただきます。①業務アカウント + 学習オプトアウト + 契約での同意、②顧客側で AI ワークスペースを契約して humbulls に1シート付与(学習利用が契約上禁止になり、作ったスキルが顧客側に残ります)、③AI がデータに触れない設計(AI はコードを書き、データ処理はコードが実行します)。

データのマスキングによる運用はしません。マスク漏れに気づきにくく、気づいたときには渡ったあとだからです。

何を実現したいかが決まっていない状態でも受けてもらえますか。

その状態では受けません。出したい数字と止めたい作業が決まっていないと、3分類に振り分けられず、構築しても使われない環境になるためです。

数字の定義から必要な場合は「インバウンドマーケティング戦略設計」を先に提案します。HubSpot の設定はそのあとです。

提案コンペに参加してもらえますか。

参加しません。営業段階でお出しするのは、会社紹介・進め方の資料・見積もり・概算スケジュールまでです。判定表と設計は、受注後の最初の工程として作ります。

同時に何社まで進められますか。

同時に進める案件数に上限を置いています。受注量より、着手した案件の納期の確実性を優先しているためです。埋まっている場合は、着手できる時期をその場でお伝えします。

費用の考え方

  • ヒアリングのあとに、範囲と工数でお見積もりします。一律の金額は出していません
  • HubSpot のライセンス費用は含みません。 ライセンスは顧客から HubSpot へ直接お支払いいただくもので、humbulls の支援費用とは別です

完了後の道

  • 社内で回す: 運用手順書と AI スキルで引き渡す。月次レポートは担当者が1回の実行で再現できる状態にする
  • 伴走に接続する: 環境を使って施策を回し続ける段階は、伴走プラン Growth Partner(月額30万円〜)へ接続する
  • 担当者を育てる: 担当者が自分で HubSpot と AI を動かせる状態を目指す場合は AI Mastery · 1on1(月30万円 × 3ヶ月)へ接続する