UXリサーチ
こんな課題ありませんか
- アクセス数は増えているのに問い合わせが増えず、どこで止まっているのかが分からない
- 改善案は社内で出そろっているが、どれから手を付けるかで意見が割れて決まらない
- 「使いにくい」という声は届くが、どの画面のどこを指しているのかまでは分からない
- アクセス解析は入れているが、セッション数と直帰率しか見ておらず、判断に使えていない
- ユーザーに直接聞こうという話は出るが、誰にどう声をかければいいのかが分からない
- 以前に調査を外注したが、報告書を受け取っただけで、その後は何も変わらなかった
humbulls の特徴
何を決めるための調査かを、着手前に1つに決めます
対応する課題: 「どれから手を付けるかで意見が割れて決まらない」「報告書を受け取っただけで何も変わらなかった」
決めることが決まっていない調査は、要望のリストで終わります。集めた材料に順番をつける基準が調査の外にないと、同じ報告書を読んだ人ごとに違う結論が出るからです。humbulls は最初の打ち合わせで「この調査で決めること」を1つの文にして、着手前に合意します。書けない場合は、調査より先に計測の整備を提案します。
人に聞く前に、行動の数字で場所を絞ります
対応する課題: 「どこで止まっているか分からない」「どの画面のどこか分からない」「セッション数と直帰率しか見ていない」
聞く相手と質問は、数字で場所を絞ってから決まります。humbulls は Google アナリティクスとヒートマップ・セッション録画で、読むのをやめている位置と手が止まっている入力欄を先に特定します。そのうえで、絞った場所についてだけ聞きます。全画面を等しく調べても、直す順番は決まりません。
調べた人が、そのまま直す順番を書きます
対応する課題: 「誰にどう声をかければいいか分からない」「報告書を受け取っただけで終わった」
humbulls は工程を分業しません。数字を見た人が、聞き取りの質問を書き、報告をまとめ、直す順番まで決めます。調査と改善提案の間に引き継ぎが入らないので、「調べた人はもういません」という状態になりません。作業には AI を併走させます。集めたデータそのものを AI に渡さず、AI にはコードを書かせ、データの処理はそのコードが実行する構成も選べます。
リサーチが報告書で終わる3つの分かれ目
調査そのものが失敗することは、ほとんどありません。集めた材料が使われないまま終わるだけです。使われるかどうかが決まる場所は、経験上3つあります。
分かれ目1 調べはじめる前に、決めることが1文で書けているか
何が問題か分からないから調べる、という順番は自然に見えます。調べれば見えてくる、と考えて、対象を広く取ります。ユーザーの声さえ集まれば、直すべき場所は浮かび上がってくるはずだ、という前提です。
広く聞くと、要望が集まります。人は「あったらいい機能」を答えるのは得意ですが、自分がどこで諦めたかは覚えていません。そして集まった要望に順番をつける基準は、調査の中には入っていません。基準が外にないまま報告書を配ると、営業は営業の、開発は開発の結論を読み取ります。決まらないのは、材料の不足が原因ではありません。決める文が先に書かれていないからです。
着手の前に「この調査で決めること」を1つの文にして、合意してから始めます。たとえば「問い合わせフォームの入力項目を減らすかどうかを決める」「価格の目安をページに出すかどうかを決める」といった粒度です。同時に、その判断に必要な材料も先に書き出します。決める文が書けない相談は、調査を提案しません。数字が見えていないことが原因なら計測の整備を、方向そのものに迷いがあるなら戦略側の相談を先に提案します。
分かれ目2 人に聞く前に、数字で場所を絞ったか
UXリサーチの本体はインタビューやユーザビリティテストで、アクセス解析はその前の下調べだと考えられています。定量は状況把握、定性が本命、という順序です。
BtoB サイトはセッション数が少なく、統計的に有意な差を出せる場面は限られます。そのため定量データは軽視されがちです。しかし数字の役目は、質問を減らすことです。どのページのどこまでスクロールして読むのをやめたか、フォームのどの欄で手が止まって戻ったかは、記録が少なくても、同じ動きが繰り返されていれば輪郭が出ます。場所を絞らずに聞くと、相手の記憶に頼った一般論が返ってきます。絞ってから聞くと、その画面を開いたときの話が返ってきます。
Google アナリティクスとヒートマップ・セッション録画で、離脱している位置と止まっている入力欄を先に特定します。そのうえで、絞った場所についてだけ質問を作ります。聞く相手は、同じ立場の買い手2〜3名に絞ります。数を集めると平均に寄り、誰の課題でもない結論が出ます。人に聞く前に、AI に買い手の役割と前提知識を与えて画面を通しで操作させ、詰まる場所の候補を出します。AI は仮説を増やすために使い、判断は実在の人の言葉で行います。
分かれ目3 次に何をするかまで書いて渡したか
調査の成果物は報告書です。分かったことを漏れなく記録し、示唆をまとめ、提案を添えて納品する。丁寧な報告書ほど価値がある、という前提で工数が積まれます。
報告書は、読んだ人が次の行動を決められて初めて意味を持ちます。ところが調査が終わる頃には、担当者は別の案件に入っています。順番も、見送る理由も、次に誰が何をするのかも書かれていない資料は、共有フォルダに残ります。しかも同じ調査を半年後にもう一度やるとき、手順が残っていなければ、また外注することになります。
納品の中心を報告書に置きません。直す順番のリストを渡します。何を先に直すか、その根拠になった数字と言葉はどれか、今回は見送るものはどれで理由は何か、を1行ずつ書いた形です。あわせて、同じ調査を次回は社内で回すための手順を AI スキル(.md ファイル)にして渡し、引き渡しの場で一度実行してもらいます。humbulls は自社サイトの月次レポートをスキルの実行1回で作り直せる状態にしていて、同じ手順を別のサイトで立ち上げ直したときにかかったのは1週間でした。調査を毎回外に出す状態から降りられるところまでを、範囲にします。
進め方
前提を聞いたうえで組み替えます。標準は次の4ステップです。
目的の確定と調査設計
「この調査で決めること」を1つの文にして合意します。あわせて、その判断に必要な材料と、材料が集まらなかった場合にどう決めるかも先に書きます。ここで決める文が書けない場合は、調査を始めません。計測の整備か戦略の整理を先に提案します。この工程を飛ばすと、集めたあとで基準の議論が始まり、報告書が結論の出ない資料になります。
- 主な成果物: 調査設計1枚(決めること・判断の基準・材料の一覧)
行動データで場所を絞る
Google アナリティクスとヒートマップ・セッション録画で、離脱している位置と手が止まっている入力欄を特定します。数値そのものより、同じ場所で繰り返し起きている動きを探します。ここで場所を絞っておくと、次の聞き取りで質問できる本数が限られていても、聞くべき対象が決まります。計測が入っていない場合は、この工程の前に導入が必要です。
- 主な成果物: 離脱箇所の一覧(根拠になった画面と数値つき)/仮説のリスト
言葉を集める
先に AI に買い手の役割と前提知識を与えて画面を通しで操作させ、詰まる場所の候補を出します。そのうえで、同じ立場の買い手2〜3名に、絞った場所についてだけ聞きます。あわせて、その領域で公開されている買い手の発言を集め、実際に使われている言い回しに整理します。集めるのは、その人が普段使っている言い回しです。要望のリストは作りません。集めた言葉は、そのまま見出しや FAQ に使えるところまで構造化します。
- 主な成果物: AI 疑似ユーザーテストの実行ログ/聞き取りの記録と要点/買い手の言葉のリスト
直す順番の決定と引き渡し
集めた材料を、直す順番のリストにします。何を先に直すか、根拠になった数字と言葉はどれか、今回は見送るものと理由は何かを1行ずつ書きます。同じ調査を次回は社内で回せるように、手順を AI スキル(.md)にして渡し、その場で一度実行してもらいます。実行を humbulls が続けて担当するかどうかは、この時点で改めて決めます。
- 主な成果物: 直す順番のリスト/調査手順の AI スキル(.md)/次に誰が何をするかの一覧
成果物
進め方の各ステップで、次のものが手元に残ります。
| # | 成果物 | 中身 |
|---|---|---|
| 1 | 調査設計1枚 | この調査で決めること、判断の基準、必要な材料 |
| 2 | 離脱箇所の一覧 | どのページのどこで止まっているか。根拠の画面と数値つき |
| 3 | AI 疑似ユーザーテストの実行ログ | 買い手の役割を与えた指示と、その出力。詰まる場所の候補 |
| 4 | 買い手の言葉のリスト | 実際に使われている言い回しと、悩みの構造化 |
| 5 | 直す順番のリスト | 順番・根拠・見送るものと理由を1行ずつ |
| 6 | 調査手順の AI スキル(.md) | 次回は社内で同じ調査を回すための手順 |
無料相談
まず、いまの数字を見せてください 相談は60分。調査が要るのか、その前に計測を入れるべきなのか、それとも方向の整理が先なのかを、その場で切り分けます。売り込みはしません。フォームからのご連絡には3営業日以内に返信します。
関連ナレッジ
調査と優先順位づけで humbulls が実際に使っている手順は、記事で公開しています。
FAQ・価格・完了後の道
費用の目安
金額は、対象の範囲と、聞き取りを含むかどうかで変わります。決め方を先に出します。
予算が決まっている場合は、その範囲でできることを切り出して提案します。
工程ごとの内訳
| 工程 | 内容 |
|---|---|
| 設計と行動データの確認 | 決めることの確定、離脱箇所の特定、仮説の作成 |
| 言葉を集める | AI 疑似ユーザーテスト、買い手2〜3名への聞き取り、言葉の構造化 |
| 順番の決定と引き渡し | 直す順番のリスト、調査手順の AI スキル、引き渡し |
工程を切り出しての依頼も受けます。行動データの確認だけ、言葉を集めるところだけ、という形でも構いません。
よくある質問
費用はどのくらいかかりますか。
範囲で変わります。工程ごとの内訳は上の「費用の目安」に出しています。行動データの確認だけ、といった形での依頼も受けるので、予算が決まっている場合は先に伝えてください。その範囲でできることを切り出して提案します。
どのくらいの期間がかかりますか。
期間が決まる条件は、聞き取りを含むかどうかと、対象者の日程調整にかかる時間です。
どのくらい前に相談すればよいですか。
相談そのものはいつでも受け付けます。ただし同時に進める案件数には上限を置いているので、着手時期は相談のタイミングで前後します。上限を決めているのは、1件あたりの手数を落とさないためです。
ユーザーインタビューやユーザビリティテストも実施してもらえますか。
実施します。ただし対象者の紹介は依頼元にお願いしています。humbulls は被験者のリクルーティング代行を行いません。実際の買い手に近い方を2〜3名紹介いただければ、質問の設計、進行、記録の整理は humbulls が担当します。紹介が難しい場合は、行動データの確認と、公開されている買い手の発言を集めるところまでを範囲にします。
Google アナリティクスやヒートマップが入っていなくても始められますか。
計測が入っていない場合は、まず計測を入れるところから始めます。数字で場所が絞れない状態で聞き取りだけを進めても、返ってくるのは一般論になります。計測の導入は別のメニュー(計測ダッシュボード構築)の範囲なので、そちらを先に提案することがあります。
調べた結果、直さないほうがいいという結論になることはありますか。
あります。その場合はそのまま伝えます。調査の前に「決めること」を合意しているので、やらないという判断も結論の1つです。成果そのものの保証はしません。
調査だけを単発で依頼できますか。
受けます。範囲は、直す順番を決めて引き渡すところまでです。報告書を渡して終わる形では受けていません。改善の実行は、社内でも他社でも構いません。実行まで humbulls に任せたい場合は、そのときに改めて相談してください。
相見積もりのために、調査の見立てを先に出してもらえますか。
提案書の作成のみの依頼は受けていません。契約前に出せるのは、打ち合わせと概算の見積もりまでです。数字を見て見立てを書くところからは有償になります。
制作会社や代理店を経由しての依頼は可能ですか。
可能です。条件は1つで、実際にサイトを運用している発注企業の担当者と、humbulls が直接やりとりできることです。数字の背景と社内の事情を伝聞で受け取ると、絞り込みの精度が落ちます。
AI をどこまで使いますか。集めたデータの扱いはどうなりますか。
仮説を出すこと、聞き取りの記録を整理すること、繰り返す調査を手順にすることに AI を使います。判断は実在の人の言葉で行います。データの扱いは要件に合わせて選べます。機密度が高い場合は、生データを AI に渡さず、AI にはコードを書かせ、データの処理はそのコードが実行する構成にします。
完了後の道
引き渡しでは、直す順番のリストと、同じ調査を回すための手順を渡します。次に誰が何をするかも同じ紙に書きます。
| 進む先 | どういうときに |
|---|---|
| LP・特設サイト制作 / サイト改善 | 決めた順番のとおりに、humbulls が直すところまで任せたいとき |
| リード獲得支援 | 離脱の原因がフォームや導線にあり、獲得の設計から見直すとき |
| Growth Partner(伴走・月額30万円〜) | 改善が1回で終わらず、継続して数字を見る体制が要るとき |
| 社内で回す | 渡した AI スキルで、次回から自社で同じ調査を回すとき |